エアコン掃除
どうもタジモブログです。
最近はだんだん寒くなって来て、夏が長いなぁと思っていたら、秋をとおり越して、一気に冬になってしまったのではないかと思う今日この頃です。富士山、北海道、北関東の峠辺りでは、初雪も観測されたとか、されて無いとかで、急に寒くなりましたね。
急に寒くはなりましたが、暖房を付ける前にしたいことは、エアコンクリーニングです。夏の間冷房運転をしていたエアコンは、ほぼ間違いなく、ファン部分がカビてます。あんまり想像したくないありませんが、そのままだとカビの菌を部屋中にそのまま放出していることになってしまいます。そのため、サッサと掃除をしてしまうのがいいかと思います。
ただし、この時期エアコン清掃を業者さんに頼もうとしても急には来てくれなかったり、はたまた、1台に1万円くらい掛かってしまう代金は節約したいものです。そこでお勧めは、自分で掃除をしてしまうことです。自分でやることを考えたとき、道具さえ揃っていれば、1台1時間半くらい、慣れれば1時間もあれば、出来てしまうかと思います。道具は1万円掛からず揃うので、業者1台分の価格で、購入することが可能です。
揃える必要がある道具は下記のとおりです。
①バケツ
②洗浄液
③リンス液(②③セット、アマゾンで4,500円くらい)
④カビキラー
⑤保護用袋(ホームセンターで1,000円くらい)
⑥噴霧用ポンプ(アマゾンで1,500円くらい)
⑦タオル、ぞうきん
⑧養生テープ
⑨ドライバー
⑩計量カップ
⑪ゴム手袋
⑫掃除機
エアコン掃除用に、新たに揃えたのは、②③⑤⑥で、他は家にあったものを使いました。⑩はペットボトルを切って、水を入れながら重量を量って、油性ペンでどこが何ccか書いた自作です。写真は、1台終わったあとのものなので、バケツに洗浄液が入ったりしていますが、ご了承ください。
ではこちらのエアコンを掃除していきましょう。
まずは、コンセントを養生テープでカバーします。
次に、前面ボードと風向き板を外します。前面ボードは、割と外せる用に設計されていますが、風向き板はそんな仕様にはなっていなく、壊れてしまう事もあるので、無理に外さなくてもいいです。この状態でもだいぶ汚れているのがわかりますね。フィルターは掃除機でほこりを吸っちゃってください。
エアコンの室内機は割と単純な構造になっていて、上から空気を吸って、アルミフィンという非常に薄い板が何枚も重なったものと、中に室外機からきている温水、または冷水が通ってきているもので熱交換をする部分と、下側はシロッコファンと呼ばれる、暖かい、または冷たい空気を送風する部分とがあります。特に夏は、冷たい空気を送風するので、シロッコファンは結露して濡れてしまいます。そこにほこりなんかで栄養が補給されてしまうわけですから、カビの温床になってしまいます。この部分はどんなにいいエアコンでもカビてしまいます。自動で洗浄機能があるエアコンでも、どちらかというとフィルターのほこりをとるものなので、そこまで効果があるものとは言えないです。
本体カバーを外すのですが、だいたいは本体カバーの下の方に、ネジで止まっているので、それをドライバーで外します。こちらのエアコンは、ネジが直接見えないようになっています。
ネジを外したら、本体カバーを外すのですが、上方は特にネジは無いため、引っかかっている部分を、エイヤとやれば外れます。その後は、保護用袋を被せ、基板辺りをタオルで養生すればオッケーです。基板部分に積極的に液をかけるわけではないので、タオルで十分です。保護用袋は取り付け取り外し時に、引っ張った状態で手を離すと、アルミフィンを傷付けてしまうことがあるので注意しましょう。
専用の保護用袋は下が、水が流れ落ちるようになっているので、バケツに入れて置きましょう。あまり長いとちゃんと水が出ないので、少し切っても大丈夫です。
洗浄液を薄めアルミフィン部分に噴霧、カビキラーをシロッコファンに噴霧、リンス液を薄めフィン・ファンに噴霧という順でやっていくのですが、洗浄液・リンス液はそれぞれ10倍くらいで使ってます。私は1年に1回くらいは綺麗にしているので、100mlを10倍に薄めています。もっと頻度が少なかったりしたら、量を増やすなどをしたほうがいいです。
上の写真が液を噴霧中の写真です。アルミフィン全体にかかるようにしましょう。また、アルミフィンはすごく薄くて簡単に傷がついてしまうので、ノズルの先端を当てないように注意が必要です。シロッコファンにカビキラーの写真はありませんが、全体にかかるように回転させながら、噴霧していきます。電動のやつがあると便利ですが、手動のスプレーしか持っていません。
リンス液まで終わったら、最初と逆の手順で戻して行きます。分解が出来たのであれば、それほど大変ではないかと思います。
ちょっと見ている倍率とか、場所とか、本体カバーを被せているので、見え方がちょっと違うかもしれませんが、掃除前後の写真です。上の方が掃除前ですが、埃なのかカビなのかがあります。下の写真では、なくなって光を反射しているのが分かるかと思います。
こちらは送風口の部分です。上が掃除前、下が掃除後です。奥の黒い部品がシロッコファンなのですが、あまり見えてません。カビがびっしりとついていましたが、カビキラーで綺麗になりました。結局のところ、シロッコファンはカビキラーで落とすのが、よさそうなんです。洗浄液は、アルミフィン用なんですよね。
こんな感じで、割と簡単にエアコン洗浄はできます。業者に頼むのはもったいないと思う方、ぜひ自分でやってみればと思います。自分でやって注意する点は、アルミフィンにものを当てないということです。すごく薄いので、簡単に曲がってしまいます(多少は曲がっても大丈夫ですが)。あとはフィンを直接触ると、指が切れてしまう事もあるので、そこには注意が必要かと思います。
綺麗になれば、冷暖房の効率が上がって、電気代の節約にもなりますし、カビ臭いのも防げます。これからは暖房の季節になると思いますが、キレイなエアコンで、スッキリとした空気で過ごせればいいと思います。
ちょっと長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。