耳管狭窄症

どうもタジモブログです。

耳に閉塞感があるなぁと思い、耳鼻科に行ってきました。

聴力検査をしましたが、特に異常はなし。詰まっている感覚だけで、聞こえは悪くなっていないとのこと。うん確かに、耳に違和感はあるけれど、聞こえないわけでは無いのです。

次に、鼻に細い管を入れて、そこから空気を入れて耳から出すという検査をしました。コロナの検査のように鼻に綿棒を入れるようないやーな感じです。鼻から耳へは耳管という管が通っていて、そこに空気を流して、どの程度詰まっているか検査するようです。

そうしたら、結構耳管の詰まりがひどいらしく、耳が詰まったように感じたりする、耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)との診断がくだりました。

原因

耳管狭窄症について調べてみましたところ、原因は次のようなものが挙げられます。私の場合は、スギ花粉の花粉症がひどく、おそらくその時のダメージが少しずつ蓄積して、最近になって、ひどくなったものと推測してます。あとは少しずつ耳が気になりはじめ、耳かきのし過ぎも原因の1つかと思ってます。

  1. アレルギー: アレルギー性鼻炎や花粉症などが原因で、鼻腔内の粘膜が腫れ、耳管が狭くなることがあります。
  2. 感染症: 上気道感染や中耳炎による炎症が耳管に波及すると、耳管が狭窄することがあります。
  3. 気圧の変化: 高山や飛行機の離着陸時に急激な気圧変化があると、耳管が適切に機能しなくなることがあります。
  4. 解剖学的要因: 生まれつき耳管が狭い場合や、喉の構造に異常がある場合も、狭窄の原因となります。
  5. 肥満: 肥満によって、上気道が圧迫され、耳管の機能が低下することがあります。

対策

耳管狭窄症に対する対策は、症状の軽減や原因の治療を目的としています。

  1. 鼻腔の管理:
    • 塩水鼻スプレー: 鼻腔内を洗浄し、粘膜の腫れを軽減します。
    • アレルギー対策: アレルギーの原因物質を避けることや、アレルギー治療薬を使用することが重要です。
  2. 薬物療法:
    • 抗ヒスタミン薬: アレルギーによる鼻の腫れを軽減します。例として、ロラタジンやセチリジンがあります。
    • 鼻用ステロイドスプレー: 鼻腔の炎症を抑える効果があり、耳管の通過を改善します。
  3. 耳の圧力調整:
    • バルサルバ法: 鼻をつまみ、口を閉じて息を吐くことで、耳管を開放し、圧力を調整します。
    • ヤーリング法: 飲み込むことで耳管を開ける方法です。ガムを噛むことも効果的です。
  4. 生活習慣の改善:
    • 禁煙: 喫煙は耳の健康に悪影響を与えるため、禁煙をお勧めします。
    • 体重管理: 健康的な体重を維持することで、上気道への圧力を軽減できます。

良く効く薬

耳管狭窄症において効果的な薬は、症状の原因に応じて選択されます。私の場合は、去痰剤を処方してもらってます。

  1. 抗ヒスタミン薬: アレルギー症状を抑えるため、特に有効です。例として、ロラタジン(クラリチン)、セチリジン(アレグラ)などがあります。
  2. 鼻用ステロイドスプレー: フルチカゾン(フルナーゼ)、ベクロメタゾン(ベクナス)などがあり、炎症を抑え、耳管の機能を改善します。
  3. 去痰剤: コデインやグアイフェネシンを含む製品は、粘液の排出を促進し、耳管の通過を助けます。
  4. 抗生物質: 耳管狭窄が細菌感染による場合、抗生物質が必要です。具体的な薬剤は医師の指示に従って使用します。

まとめ

耳管狭窄症は様々な原因によって引き起こされるため、適切な診断と治療が重要です。自己判断での薬物使用は避け、症状が続く場合は専門医の受診をお勧めします。日常生活での対策を取り入れつつ、必要な治療を行うことで、快適な耳の健康を保つことができます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA